大型で猛烈な台風19号は7日、マリアナ諸島付近を西へ進んだ。12日から13日にかけて暴風域を伴って九州や四国、本州に接近する恐れがある。週末からの3連休は全国的に広い範囲で暴風や高波、大雨となる可能性があり、気象庁は注意を呼びかけている。
同庁によると、7日午後9時現在、台風19号はマリアナ諸島付近を時速30キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は915ヘクトパスカル、最大風速55メートル、最大瞬間風速は75メートルとなっている。11日ごろには沖縄・大東島地方に接近する恐れがある。
また台風の北上に伴い小笠原諸島や沖縄・奄美地方周辺では今週半ば以降に、西日本と東日本の太平洋側では11日ごろから波が高まる見込み。台風の動きによっては、西日本から北日本の広い範囲で12日から、暴風や警報級の高波、大雨となる可能性があるという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル